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畑で見かける虫たち図鑑【夏編】~家庭菜園にやってくる訪問者たち~

畑で見かける虫たち図鑑【夏編】~家庭菜園にやってくる訪問者たち~

梅雨が明け、いよいよ夏本番。畑や家庭菜園の野菜たちは、太陽の光をたっぷり浴びて、ぐんぐんと成長していく季節です。 夏の畑では、野菜だけでなく、さまざまな「虫たち」も元気に活動を始めます。虫が葉っぱにいるのを見つけて「これ、なんの虫?」と悩んだことのある方も多いのではないでしょうか。 今回は、夏の畑や家庭菜園でよく見かける虫たちを「益虫」「害虫」に分けてご紹介します。夏の畑をもっと楽しむために、ぜひ最後までお付き合いください。 目次虫=すべて敵、ではありません!【益虫編】家庭菜園の頼れる味方たち【害虫編】家庭菜園の天敵たちに要注意!虫に強い野菜は、土が違う!まとめ   虫=すべて敵、ではありません! 「虫がいる=作物の敵」と思っていませんか?確かに、野菜の葉や実を食べたり、病気を媒介してしまうような虫もいて、家庭菜園にとっては悩みのタネになることもあります。 ですが実はその一方で、畑にとって“いなくてはならない存在”の虫もいるんです。たとえば、アブラムシを食べてくれるテントウムシや、ヨトウムシを狙うカマキリ、巣を張らずに小さな害虫を捕まえるハエトリグモなど。こうした虫たちは「益虫(えきちゅう)」と呼ばれ、畑を守ってくれる頼れる味方なのです。 虫たちも自然の一部。善悪ではなく、「どんな役割をもってそこにいるか?」を知ることが、虫とうまく付き合っていく第一歩です。 農薬をできるだけ使わずに家庭菜園を楽しむためには、ただやみくもに虫を駆除するのではなく、虫の種類や特徴を理解し、必要に応じて共存する姿勢がとても大切になります。 まずは、夏の畑でよく出会う「益虫」と「害虫」の代表的な種類を、写真や特徴とあわせて知っていきましょう!   【益虫編】家庭菜園の頼れる味方たち ●ナナホシテントウ(益虫) 赤い体に7つの黒い星がある、定番のテントウムシ。実はこの虫、アブラムシを1日で50匹以上も食べることがあり、家庭菜園の強い味方なんです。 ☑ 葉っぱの上や茎にとまっているのを見かけたら、駆除せずにそっと見守りましょう。 ●ハエトリグモ(益虫) 地面や葉っぱの上をチョコチョコ歩き回る小さなクモ。巣を張らずに動きながら害虫を捕食します。アザミウマや小バエなどの厄介な害虫を狙ってくれる優秀なハンターです。 ☑ 見た目が苦手でも、そっと共存を。クモがいる畑は健全な証拠です。   ●カマキリ(益虫) 細長い体に鎌のような前脚。存在感のあるこの虫は、バッタやガの幼虫、ヨトウムシなど、さまざまな害虫を捕食してくれるパワフルな存在です。 ☑ 他の益虫(テントウムシなど)を捕食することもあるため、万能な味方というより、“自然のバランスを保つ存在”として見守るのがよいでしょう。   【害虫編】家庭菜園の天敵たちに要注意! ●アブラムシ(害虫) 野菜の新芽や葉の裏などに群がる小さな虫。汁を吸って植物を弱らせるうえに、ウイルスを媒介して病気を引き起こすことも。...

畑で見かける虫たち図鑑【夏編】~家庭菜園にやってくる訪問者たち~

梅雨が明け、いよいよ夏本番。畑や家庭菜園の野菜たちは、太陽の光をたっぷり浴びて、ぐんぐんと成長していく季節です。 夏の畑では、野菜だけでなく、さまざまな「虫たち」も元気に活動を始めます。虫が葉っぱにいるのを見つけて「これ、なんの虫?」と悩んだことのある方も多いのではないでしょうか。 今回は、夏の畑や家庭菜園でよく見かける虫たちを「益虫」「害虫」に分けてご紹介します。夏の畑をもっと楽しむために、ぜひ最後までお付き合いください。 目次虫=すべて敵、ではありません!【益虫編】家庭菜園の頼れる味方たち【害虫編】家庭菜園の天敵たちに要注意!虫に強い野菜は、土が違う!まとめ   虫=すべて敵、ではありません! 「虫がいる=作物の敵」と思っていませんか?確かに、野菜の葉や実を食べたり、病気を媒介してしまうような虫もいて、家庭菜園にとっては悩みのタネになることもあります。 ですが実はその一方で、畑にとって“いなくてはならない存在”の虫もいるんです。たとえば、アブラムシを食べてくれるテントウムシや、ヨトウムシを狙うカマキリ、巣を張らずに小さな害虫を捕まえるハエトリグモなど。こうした虫たちは「益虫(えきちゅう)」と呼ばれ、畑を守ってくれる頼れる味方なのです。 虫たちも自然の一部。善悪ではなく、「どんな役割をもってそこにいるか?」を知ることが、虫とうまく付き合っていく第一歩です。 農薬をできるだけ使わずに家庭菜園を楽しむためには、ただやみくもに虫を駆除するのではなく、虫の種類や特徴を理解し、必要に応じて共存する姿勢がとても大切になります。 まずは、夏の畑でよく出会う「益虫」と「害虫」の代表的な種類を、写真や特徴とあわせて知っていきましょう!   【益虫編】家庭菜園の頼れる味方たち ●ナナホシテントウ(益虫) 赤い体に7つの黒い星がある、定番のテントウムシ。実はこの虫、アブラムシを1日で50匹以上も食べることがあり、家庭菜園の強い味方なんです。 ☑ 葉っぱの上や茎にとまっているのを見かけたら、駆除せずにそっと見守りましょう。 ●ハエトリグモ(益虫) 地面や葉っぱの上をチョコチョコ歩き回る小さなクモ。巣を張らずに動きながら害虫を捕食します。アザミウマや小バエなどの厄介な害虫を狙ってくれる優秀なハンターです。 ☑ 見た目が苦手でも、そっと共存を。クモがいる畑は健全な証拠です。   ●カマキリ(益虫) 細長い体に鎌のような前脚。存在感のあるこの虫は、バッタやガの幼虫、ヨトウムシなど、さまざまな害虫を捕食してくれるパワフルな存在です。 ☑ 他の益虫(テントウムシなど)を捕食することもあるため、万能な味方というより、“自然のバランスを保つ存在”として見守るのがよいでしょう。   【害虫編】家庭菜園の天敵たちに要注意! ●アブラムシ(害虫) 野菜の新芽や葉の裏などに群がる小さな虫。汁を吸って植物を弱らせるうえに、ウイルスを媒介して病気を引き起こすことも。...

家庭にある食材でできる!安心・安全な虫対策と植物活性法

家庭にある食材でできる!安心・安全な虫対策と植物活性法

家庭菜園やベランダガーデニングをしていると、避けて通れないのが「虫の発生」や「植物の元気がない」といったお悩み。とはいえ、市販の農薬や化学肥料を使うのには、少し抵抗がある…という方も多いのではないでしょうか。 そんなときにぜひ試していただきたいのが、台所にある食材や、日々の暮らしの中で出る身近な食品を使った虫対策や活力剤。特別な道具や材料がなくても、身近なものだけで植物の健康を守ることができるんです。 今回は、安心・安全に使えるナチュラルなケア方法をまとめてご紹介します! 目次①コーヒーかすでナメクジ&アリ対策②唐辛子スプレーで害虫を寄せつけない③牛乳スプレーでアブラムシをブロック④米のとぎ汁は“天然の栄養ドリンク”⑤バナナの皮で花・実を育てる力をチャージ⑥玉ねぎの皮で免疫力を高める自然の力を引き出す、良質な堆肥を味方にまとめ   ①コーヒーかすでナメクジ&アリ対策  朝のコーヒーを淹れたあとに出る「コーヒーかす」。実はこれ、虫よけに活用できる便利なアイテムです。ナメクジやアリは、コーヒーに含まれるカフェインやその香りを嫌うといわれており、植物のまわりにコーヒーかすを撒くだけで自然なバリアを張ることができます。 さらに、コーヒーかすには微量ながら栄養分も含まれているため、土の中の微生物を活性化させる働きも。土壌改良にも一役買ってくれます。 【使い方】 コーヒーかすをしっかり乾燥させる(カビ防止のため) 鉢やプランター、畑の周囲に薄くまく ただし、撒きすぎると土壌が酸性に傾くことがあるため、週に1〜2回、少量ずつ使うのがポイントです。普段のコーヒータイムの延長で、植物の虫対策までできるなんて、ちょっとうれしいですよね。   ②唐辛子スプレーで害虫を寄せつけない アブラムシやコナジラミといった害虫は、植物の葉や茎の栄養を吸って弱らせてしまいます。そこで活躍するのが、家庭にある「乾燥唐辛子」。唐辛子に含まれるカプサイシンは、刺激が強く、虫たちが近づきにくくなるとされています。化学薬品を使いたくないとき、手作りの唐辛子スプレーはとても心強い存在です。 【作り方】 乾燥唐辛子1〜2本をちぎり、水500mlに一晩浸ける 茶こしなどでこして、スプレーボトルに移す 葉の表面にまんべんなくスプレー 使用する際は、目立たない場所でテストしてから全体に使用するのがおすすめです。また、刺激があるため、調製・散布の際はゴム手袋を着用し、作業後の手洗いを忘れずに。   ③牛乳スプレーでアブラムシをブロック 牛乳を水で薄めてスプレーするという方法も、昔から親しまれてきた自然派ガーデニングの知恵のひとつです。牛乳が乾くときにできる膜が、アブラムシの呼吸を妨げて駆除につながるといわれています。 化学農薬のような強い成分ではないため、植物にも環境にもやさしいケア方法。特に小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して取り入れやすいのが特徴です。 【使い方】 牛乳:水=1:1の割合で混ぜてスプレー 数時間後、水で丁寧に洗い流す 高温多湿の時期は、においやカビの原因にならないよう、涼しい時間帯(朝や夕方)に行うのがコツです。   ④米のとぎ汁は“天然の栄養ドリンク”...

家庭にある食材でできる!安心・安全な虫対策と植物活性法

家庭菜園やベランダガーデニングをしていると、避けて通れないのが「虫の発生」や「植物の元気がない」といったお悩み。とはいえ、市販の農薬や化学肥料を使うのには、少し抵抗がある…という方も多いのではないでしょうか。 そんなときにぜひ試していただきたいのが、台所にある食材や、日々の暮らしの中で出る身近な食品を使った虫対策や活力剤。特別な道具や材料がなくても、身近なものだけで植物の健康を守ることができるんです。 今回は、安心・安全に使えるナチュラルなケア方法をまとめてご紹介します! 目次①コーヒーかすでナメクジ&アリ対策②唐辛子スプレーで害虫を寄せつけない③牛乳スプレーでアブラムシをブロック④米のとぎ汁は“天然の栄養ドリンク”⑤バナナの皮で花・実を育てる力をチャージ⑥玉ねぎの皮で免疫力を高める自然の力を引き出す、良質な堆肥を味方にまとめ   ①コーヒーかすでナメクジ&アリ対策  朝のコーヒーを淹れたあとに出る「コーヒーかす」。実はこれ、虫よけに活用できる便利なアイテムです。ナメクジやアリは、コーヒーに含まれるカフェインやその香りを嫌うといわれており、植物のまわりにコーヒーかすを撒くだけで自然なバリアを張ることができます。 さらに、コーヒーかすには微量ながら栄養分も含まれているため、土の中の微生物を活性化させる働きも。土壌改良にも一役買ってくれます。 【使い方】 コーヒーかすをしっかり乾燥させる(カビ防止のため) 鉢やプランター、畑の周囲に薄くまく ただし、撒きすぎると土壌が酸性に傾くことがあるため、週に1〜2回、少量ずつ使うのがポイントです。普段のコーヒータイムの延長で、植物の虫対策までできるなんて、ちょっとうれしいですよね。   ②唐辛子スプレーで害虫を寄せつけない アブラムシやコナジラミといった害虫は、植物の葉や茎の栄養を吸って弱らせてしまいます。そこで活躍するのが、家庭にある「乾燥唐辛子」。唐辛子に含まれるカプサイシンは、刺激が強く、虫たちが近づきにくくなるとされています。化学薬品を使いたくないとき、手作りの唐辛子スプレーはとても心強い存在です。 【作り方】 乾燥唐辛子1〜2本をちぎり、水500mlに一晩浸ける 茶こしなどでこして、スプレーボトルに移す 葉の表面にまんべんなくスプレー 使用する際は、目立たない場所でテストしてから全体に使用するのがおすすめです。また、刺激があるため、調製・散布の際はゴム手袋を着用し、作業後の手洗いを忘れずに。   ③牛乳スプレーでアブラムシをブロック 牛乳を水で薄めてスプレーするという方法も、昔から親しまれてきた自然派ガーデニングの知恵のひとつです。牛乳が乾くときにできる膜が、アブラムシの呼吸を妨げて駆除につながるといわれています。 化学農薬のような強い成分ではないため、植物にも環境にもやさしいケア方法。特に小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して取り入れやすいのが特徴です。 【使い方】 牛乳:水=1:1の割合で混ぜてスプレー 数時間後、水で丁寧に洗い流す 高温多湿の時期は、においやカビの原因にならないよう、涼しい時間帯(朝や夕方)に行うのがコツです。   ④米のとぎ汁は“天然の栄養ドリンク”...

育てる前に知っておきたかった…【家庭菜園でやらかした3つのこと】

育てる前に知っておきたかった…【家庭菜園でやらかした3つのこと】

「今年こそ家庭菜園を始めよう!」「採れたての野菜で、食卓を彩りたい!」そんな意気込みでスタートした家庭菜園。 ところが、いざ始めてみると—— 「え?枯れている?」「葉っぱばかり茂って実がならない…」思い描いていた理想とは違う現実に、戸惑ってしまう…なんて経験はありませんか? 今回は、家庭菜園を始めたばかりの頃に実際に経験しがちな“やらかし”を3つご紹介します。これから家庭菜園に挑戦する方も、すでに始めている方も、同じような失敗を繰り返さないためのヒントとして、ぜひ最後までご覧ください。 目次①とりあえずの“土”で始めてしまう②肥料を与えすぎてしまう③日当たりと風通しを確認しないまま植える家庭菜園の成功は「土づくり」からまとめ   とりあえずの“土”で始めてしまう 家庭菜園を始める際、多くの人が苗やプランター、支柱などの準備に意識を向けがちですが、見落としやすいのが「土づくり」です。 市販の安価な培養土を使ってそのまま種や苗を植えるケースも多く見られますが、土の状態によって野菜の成長は大きく左右されます。水はけが悪い、栄養が偏っている、微生物が不足しているなどの土では、根がうまく張らず、成長不良や病害虫のリスクも高まります。 野菜づくりの基本は「根がしっかり張れる土」をつくること。ふかふかで通気性があり、栄養バランスが整った土が求められます。 このような土づくりに役立つのが良質な堆肥です。堆肥には土壌の団粒構造を改善する働きがあり、水はけや通気性をよくしつつ、土中の微生物も増やしてくれます。さらに、有機質がじっくりと効くため、肥料焼けの心配も少なく、初心者にも安心です。 始める前のひと手間が、失敗を減らし、収穫の感動をより確かなものにしてくれます。   ②肥料を与えすぎてしまう 「元気に育ってほしいから」と、つい肥料をたっぷり与えてしまう。これも家庭菜園でよくあるやらかしのひとつです。 特に化成肥料(化学肥料)は即効性があるため、短期間で効果が見える反面、与えすぎると肥料焼けを起こしたり、根が傷んだりすることがあります。葉ばかりが茂って実がつかない、根腐れして枯れてしまうといったトラブルも、過剰な肥料が原因となることがあります。 本来、野菜には「必要な時期に」「適量の栄養」が届けられるのが理想です。 この点でも、堆肥のような有機質の肥料は非常に有効です。土中の微生物の働きによってゆっくりと分解・吸収されるため、急激な栄養過多にはなりにくく、植物にとって自然で穏やかな栄養供給が可能になります。 また、堆肥を活用することで、追肥の回数を減らせるというメリットもあります。   ③日当たりと風通しを確認しないまま植える スペースが空いているからといって、そこが野菜づくりに適した環境とは限りません。日照時間や風通しの良し悪しによって、植物の生育は大きく左右されます。 特に注意したいのが日当たりです。野菜の多くは日光を好み、1日に6時間以上の日照が理想とされます。午後になると建物の影になる場所や、常に日陰のような環境では、野菜は徒長してヒョロヒョロと伸びたり、実がつかなかったりします。 また、風通しが悪い場所では、湿気がこもりやすく、病害虫の発生リスクも高まります。 野菜を植える前には、一日を通して日が当たる時間帯を確認すること、そしてプランターや畝の間に適度なスペースを取ることが大切です。これだけでも病気の予防や、収穫量の安定につながります。   家庭菜園の成功は「土づくり」から 紹介した3つの“やらかし”は、家庭菜園を始めた多くの方が経験しやすい、よくある失敗例です。しかし、これらのトラブルは、土づくりと環境の見直しによって、大きく改善できます。 特に、家庭菜園を成功に導く第一歩となるのが「土づくり」。その基本を支えてくれる存在として注目されているのが、自然素材から生まれた堆肥です。 エコ・ファーム鳥取が販売している堆肥は、鳥取県内の河川敷で刈り取った草を原料に、丁寧な発酵・熟成を経てつくられた、天然素材100%の堆肥。以下のような特長を持っています。...

育てる前に知っておきたかった…【家庭菜園でやらかした3つのこと】

「今年こそ家庭菜園を始めよう!」「採れたての野菜で、食卓を彩りたい!」そんな意気込みでスタートした家庭菜園。 ところが、いざ始めてみると—— 「え?枯れている?」「葉っぱばかり茂って実がならない…」思い描いていた理想とは違う現実に、戸惑ってしまう…なんて経験はありませんか? 今回は、家庭菜園を始めたばかりの頃に実際に経験しがちな“やらかし”を3つご紹介します。これから家庭菜園に挑戦する方も、すでに始めている方も、同じような失敗を繰り返さないためのヒントとして、ぜひ最後までご覧ください。 目次①とりあえずの“土”で始めてしまう②肥料を与えすぎてしまう③日当たりと風通しを確認しないまま植える家庭菜園の成功は「土づくり」からまとめ   とりあえずの“土”で始めてしまう 家庭菜園を始める際、多くの人が苗やプランター、支柱などの準備に意識を向けがちですが、見落としやすいのが「土づくり」です。 市販の安価な培養土を使ってそのまま種や苗を植えるケースも多く見られますが、土の状態によって野菜の成長は大きく左右されます。水はけが悪い、栄養が偏っている、微生物が不足しているなどの土では、根がうまく張らず、成長不良や病害虫のリスクも高まります。 野菜づくりの基本は「根がしっかり張れる土」をつくること。ふかふかで通気性があり、栄養バランスが整った土が求められます。 このような土づくりに役立つのが良質な堆肥です。堆肥には土壌の団粒構造を改善する働きがあり、水はけや通気性をよくしつつ、土中の微生物も増やしてくれます。さらに、有機質がじっくりと効くため、肥料焼けの心配も少なく、初心者にも安心です。 始める前のひと手間が、失敗を減らし、収穫の感動をより確かなものにしてくれます。   ②肥料を与えすぎてしまう 「元気に育ってほしいから」と、つい肥料をたっぷり与えてしまう。これも家庭菜園でよくあるやらかしのひとつです。 特に化成肥料(化学肥料)は即効性があるため、短期間で効果が見える反面、与えすぎると肥料焼けを起こしたり、根が傷んだりすることがあります。葉ばかりが茂って実がつかない、根腐れして枯れてしまうといったトラブルも、過剰な肥料が原因となることがあります。 本来、野菜には「必要な時期に」「適量の栄養」が届けられるのが理想です。 この点でも、堆肥のような有機質の肥料は非常に有効です。土中の微生物の働きによってゆっくりと分解・吸収されるため、急激な栄養過多にはなりにくく、植物にとって自然で穏やかな栄養供給が可能になります。 また、堆肥を活用することで、追肥の回数を減らせるというメリットもあります。   ③日当たりと風通しを確認しないまま植える スペースが空いているからといって、そこが野菜づくりに適した環境とは限りません。日照時間や風通しの良し悪しによって、植物の生育は大きく左右されます。 特に注意したいのが日当たりです。野菜の多くは日光を好み、1日に6時間以上の日照が理想とされます。午後になると建物の影になる場所や、常に日陰のような環境では、野菜は徒長してヒョロヒョロと伸びたり、実がつかなかったりします。 また、風通しが悪い場所では、湿気がこもりやすく、病害虫の発生リスクも高まります。 野菜を植える前には、一日を通して日が当たる時間帯を確認すること、そしてプランターや畝の間に適度なスペースを取ることが大切です。これだけでも病気の予防や、収穫量の安定につながります。   家庭菜園の成功は「土づくり」から 紹介した3つの“やらかし”は、家庭菜園を始めた多くの方が経験しやすい、よくある失敗例です。しかし、これらのトラブルは、土づくりと環境の見直しによって、大きく改善できます。 特に、家庭菜園を成功に導く第一歩となるのが「土づくり」。その基本を支えてくれる存在として注目されているのが、自然素材から生まれた堆肥です。 エコ・ファーム鳥取が販売している堆肥は、鳥取県内の河川敷で刈り取った草を原料に、丁寧な発酵・熟成を経てつくられた、天然素材100%の堆肥。以下のような特長を持っています。...

平日は放置でも育つ!忙しい人のための「ほったらかし菜園」

平日は放置でも育つ!忙しい人のための「ほったらかし菜園」

子育てに家事、そして仕事。毎日がバタバタで、「野菜を育ててみたいな」と思っても、なかなか踏み出せない…そんな方も多いのではないでしょうか? でも実は、手間をかけずに楽しめる“ほったらかし菜園”なら、忙しい人でも気軽に始められるんです。 今回は、仕事や育児の合間でもできる家庭菜園のコツと、栽培をぐんとラクにする“土づくりの秘密”をご紹介します! 目次そもそも「ほったらかし菜園」とはほったらかし菜園の心得3か条ほったらかし菜園におすすめの野菜ベスト5まずは土から:堆肥の力で野菜づくりをラクにまとめ   そもそも「ほったらかし菜園」とは 「ほったらかし菜園」とは、手間をできるだけかけずに楽しむ家庭菜園のこと。毎日水をあげたり、こまめに肥料を足したりしなくても、自然の力と、良い土があれば、野菜はちゃんと育ってくれます。 ポイントは、「少ないお世話でよく育つ野菜を選ぶこと」と「土をしっかり整えておくこと」。この2つさえ押さえれば、忙しい日々の中でも、気軽に野菜づくりが楽しめます。 以下に当てはまる方には、まさにぴったりのスタイルです。 子育てや仕事で毎日が慌ただしい 家庭菜園に興味はあるけれど、手間をかける時間や体力がない ベランダや庭の片隅など、小さなスペースで始めたい 子どもと一緒に自然に触れる時間を持ちたい 「育ててみたい」という気持ちを、あきらめたくない 「自分の時間はないけれど、野菜を育ててみたい」――そんなあなたにこそ、肩の力を抜いて、自然と一緒に楽しめる“ほったらかし菜園”はおすすめです。 ほったらかし菜園の心得3か条 ■ 1)野菜は「強い子」を選ぶ まず大切なのは、手をかけすぎなくても育つ野菜を選ぶこと。乾燥に強く、病害虫にも負けにくい種類なら、毎日お世話しなくても大丈夫。 「野菜にも個性がある」と思って、初心者でも育てやすい品種から始めましょう。後半でおすすめの“ほったらかし向き野菜”をご紹介しますので、お楽しみに! ■ 2)見守る勇気を持つ 「毎日見てあげなきゃ」「放っておいたら枯れちゃうかも」――そんな不安から、つい手をかけすぎてしまうことも。でも実は、植物は思った以上にたくましい存在です。 ときには水やりを忘れてしまっても、ちゃんと根を張り、自分の力で育とうとします。“育てすぎない”くらいが、ちょうどいいのかもしれません。 「がんばりすぎなくていい」それもまた、ほったらかし菜園の魅力です。 ■ 3)“土”がすべて。最初にしっかり整えよう 水や肥料を毎回あげられないからこそ、最初の“土づくり”が肝心。 そこでぜひ使っていただきたいのが、エコ・ファーム鳥取の堆肥です。自然由来の原料を丁寧に発酵・熟成させたこの堆肥は、ふかふかでにおいが少なく、ベランダ菜園にもぴったり。化学肥料や薬剤に頼らず、微生物のちからでじっくり育てる土を作ることができます。 堆肥は、言わば「野菜が育つベッド」。ふかふかで栄養たっぷりのベッドを用意してあげれば、野菜たちも安心して育ってくれます。...

平日は放置でも育つ!忙しい人のための「ほったらかし菜園」

子育てに家事、そして仕事。毎日がバタバタで、「野菜を育ててみたいな」と思っても、なかなか踏み出せない…そんな方も多いのではないでしょうか? でも実は、手間をかけずに楽しめる“ほったらかし菜園”なら、忙しい人でも気軽に始められるんです。 今回は、仕事や育児の合間でもできる家庭菜園のコツと、栽培をぐんとラクにする“土づくりの秘密”をご紹介します! 目次そもそも「ほったらかし菜園」とはほったらかし菜園の心得3か条ほったらかし菜園におすすめの野菜ベスト5まずは土から:堆肥の力で野菜づくりをラクにまとめ   そもそも「ほったらかし菜園」とは 「ほったらかし菜園」とは、手間をできるだけかけずに楽しむ家庭菜園のこと。毎日水をあげたり、こまめに肥料を足したりしなくても、自然の力と、良い土があれば、野菜はちゃんと育ってくれます。 ポイントは、「少ないお世話でよく育つ野菜を選ぶこと」と「土をしっかり整えておくこと」。この2つさえ押さえれば、忙しい日々の中でも、気軽に野菜づくりが楽しめます。 以下に当てはまる方には、まさにぴったりのスタイルです。 子育てや仕事で毎日が慌ただしい 家庭菜園に興味はあるけれど、手間をかける時間や体力がない ベランダや庭の片隅など、小さなスペースで始めたい 子どもと一緒に自然に触れる時間を持ちたい 「育ててみたい」という気持ちを、あきらめたくない 「自分の時間はないけれど、野菜を育ててみたい」――そんなあなたにこそ、肩の力を抜いて、自然と一緒に楽しめる“ほったらかし菜園”はおすすめです。 ほったらかし菜園の心得3か条 ■ 1)野菜は「強い子」を選ぶ まず大切なのは、手をかけすぎなくても育つ野菜を選ぶこと。乾燥に強く、病害虫にも負けにくい種類なら、毎日お世話しなくても大丈夫。 「野菜にも個性がある」と思って、初心者でも育てやすい品種から始めましょう。後半でおすすめの“ほったらかし向き野菜”をご紹介しますので、お楽しみに! ■ 2)見守る勇気を持つ 「毎日見てあげなきゃ」「放っておいたら枯れちゃうかも」――そんな不安から、つい手をかけすぎてしまうことも。でも実は、植物は思った以上にたくましい存在です。 ときには水やりを忘れてしまっても、ちゃんと根を張り、自分の力で育とうとします。“育てすぎない”くらいが、ちょうどいいのかもしれません。 「がんばりすぎなくていい」それもまた、ほったらかし菜園の魅力です。 ■ 3)“土”がすべて。最初にしっかり整えよう 水や肥料を毎回あげられないからこそ、最初の“土づくり”が肝心。 そこでぜひ使っていただきたいのが、エコ・ファーム鳥取の堆肥です。自然由来の原料を丁寧に発酵・熟成させたこの堆肥は、ふかふかでにおいが少なく、ベランダ菜園にもぴったり。化学肥料や薬剤に頼らず、微生物のちからでじっくり育てる土を作ることができます。 堆肥は、言わば「野菜が育つベッド」。ふかふかで栄養たっぷりのベッドを用意してあげれば、野菜たちも安心して育ってくれます。...

6月に植えると秋まで楽しめる野菜5選【初心者向け】

6月に植えると秋まで楽しめる野菜5選【初心者向け】

「家庭菜園って、春から始めないとダメなんでしょ?」 そんな風に思っていませんか?実は、6月こそ家庭菜園デビューにぴったりの季節なんです。気温も安定し、土もあたたかくなって、野菜の苗や種もすくすく育ちやすい時期。 何より、今から始めれば、秋までたっぷり収穫を楽しめるんです! 今回は、初心者さんでも育てやすくて、秋までしっかり楽しめるおすすめ野菜を5つご紹介します。 目次1. オクラ:暑さに強く、毎日収穫が楽しみに!2. 枝豆:育てるのも、茹でて食べるのも楽しい!3. モロヘイヤ:手がかからず、何度も収穫!4. ミニトマト:ベランダ菜園にもおすすめ! 5. サツマイモ:秋の収穫が待ち遠しい!まとめ   1. オクラ:暑さに強く、毎日収穫が楽しみに! ネバネバがクセになる「オクラ」は、夏の菜園に欠かせない人気野菜。暑さにとても強く、6月に種をまいても大丈夫。ぐんぐん育って、早ければ7月中には収穫できます。 花が咲いてから、ほんの1〜2日で実が育つスピード感も魅力。朝の水やりついでに「お、今日も採れた!」なんて、毎日の小さな喜びが感じられます。 育て方のポイント: 日当たりの良い場所に植える 草丈が高くなるので支柱を立てると◎ 実が若いうちに収穫するとやわらかくて美味しい ▼堆肥のひと工夫オクラは肥沃な土が大好き。植え付けの2週間前に、堆肥をたっぷり混ぜ込んでおくと、根がしっかり張り、花つき・実つきが良くなります。   2. 枝豆:育てて楽しい、食べて美味しい夏の風物詩 夏といえば…やっぱり枝豆!実は、枝豆は6月に種をまいても十分間に合います。収穫までおよそ70日。8月中旬には、自家製の枝豆を肴にビールが楽しめちゃいます。 育て方もカンタンで、子どもと一緒に栽培しても◎。「双葉が出た!」「サヤが膨らんできた!」と、成長の変化が分かりやすいのも楽しいポイントです。 育て方のポイント: 種は2〜3粒ずつまいて、間引きながら育てる 水やりは控えめに 実がふっくらしたら、収穫の合図!...

6月に植えると秋まで楽しめる野菜5選【初心者向け】

「家庭菜園って、春から始めないとダメなんでしょ?」 そんな風に思っていませんか?実は、6月こそ家庭菜園デビューにぴったりの季節なんです。気温も安定し、土もあたたかくなって、野菜の苗や種もすくすく育ちやすい時期。 何より、今から始めれば、秋までたっぷり収穫を楽しめるんです! 今回は、初心者さんでも育てやすくて、秋までしっかり楽しめるおすすめ野菜を5つご紹介します。 目次1. オクラ:暑さに強く、毎日収穫が楽しみに!2. 枝豆:育てるのも、茹でて食べるのも楽しい!3. モロヘイヤ:手がかからず、何度も収穫!4. ミニトマト:ベランダ菜園にもおすすめ! 5. サツマイモ:秋の収穫が待ち遠しい!まとめ   1. オクラ:暑さに強く、毎日収穫が楽しみに! ネバネバがクセになる「オクラ」は、夏の菜園に欠かせない人気野菜。暑さにとても強く、6月に種をまいても大丈夫。ぐんぐん育って、早ければ7月中には収穫できます。 花が咲いてから、ほんの1〜2日で実が育つスピード感も魅力。朝の水やりついでに「お、今日も採れた!」なんて、毎日の小さな喜びが感じられます。 育て方のポイント: 日当たりの良い場所に植える 草丈が高くなるので支柱を立てると◎ 実が若いうちに収穫するとやわらかくて美味しい ▼堆肥のひと工夫オクラは肥沃な土が大好き。植え付けの2週間前に、堆肥をたっぷり混ぜ込んでおくと、根がしっかり張り、花つき・実つきが良くなります。   2. 枝豆:育てて楽しい、食べて美味しい夏の風物詩 夏といえば…やっぱり枝豆!実は、枝豆は6月に種をまいても十分間に合います。収穫までおよそ70日。8月中旬には、自家製の枝豆を肴にビールが楽しめちゃいます。 育て方もカンタンで、子どもと一緒に栽培しても◎。「双葉が出た!」「サヤが膨らんできた!」と、成長の変化が分かりやすいのも楽しいポイントです。 育て方のポイント: 種は2〜3粒ずつまいて、間引きながら育てる 水やりは控えめに 実がふっくらしたら、収穫の合図!...

梅雨時の家庭菜園対策!湿気に強い野菜&管理のポイント

梅雨時の家庭菜園対策!湿気に強い野菜&管理のポイント

じめじめとした日が増えてきて、いよいよ梅雨入り間近。今年も本格的な雨の季節がやってきます。家庭菜園を楽しんでいる方にとっては、梅雨は病害虫や根腐れなど、野菜のトラブルが起こりやすくなる要注意の時期です。 そこで今回は、これから迎える梅雨に備えて、家庭菜園を元気に乗り切るための対策をまとめました。湿気に強い野菜の紹介から、病気を防ぐ管理のポイント、さらにこの時期におすすめの堆肥の使い方まで、役立つ情報をたっぷりお届けします。 目次なぜ梅雨時期は要注意?家庭菜園におけるリスク湿気に強い!梅雨に育てやすいおすすめ野菜梅雨を乗り切る!家庭菜園の管理ポイント5選梅雨明けに差が出る!堆肥を使った土壌改良がカギまとめ   なぜ梅雨時期は要注意?家庭菜園におけるリスク 梅雨は日本の多くの地域で5月下旬〜7月中旬にかけて訪れます。雨が多く日照時間が減ることで、家庭菜園にはいくつかのリスクが伴います。 1. 過湿による根腐れ 雨が続くと土壌の中に水分が溜まり、酸素不足で根が窒息してしまいます。これにより、野菜がしおれて枯れてしまう「根腐れ」が起こりやすくなります。 2. 病害虫の発生 湿気が多くなると、カビ類の病気(うどんこ病、灰色かび病など)やナメクジなどの害虫が活発になります。これにより、野菜の生育が妨げられたり、収穫量が減ったりします。 3. 日照不足による徒長 日差しが不足すると、野菜の茎が細長く伸びてしまい(徒長)、ひ弱な株になってしまいます。   湿気に強い!梅雨に育てやすいおすすめ野菜 梅雨の時期でも育てやすい、比較的湿気に強い野菜をご紹介します。 ・空芯菜(クウシンサイ) 熱帯原産の葉物野菜で、湿気や高温に強く、ぐんぐん育ちます。炒め物などにも使える便利な野菜です。 ・つるむらさき 葉にぬめりがあり、夏の食卓にもぴったり。日陰でも育ち、湿度にも比較的強いのが特徴です。 ・オクラ 乾燥にも強いですが、過湿にも比較的耐性があります。実は花も大きくて可愛らしく、観賞用としても良いでしょう。 ・青しそ(大葉) 丈夫で育てやすく、多少の過湿にも耐えられます。薬味や料理のアクセントに活躍します。 梅雨を乗り切る!家庭菜園の管理ポイント5選 育てる野菜選びと同じくらい重要なのが、「日々の管理方法」です。梅雨時に欠かせない5つの基本対策を紹介します。 1. 水はけのよい土作りが第一...

梅雨時の家庭菜園対策!湿気に強い野菜&管理のポイント

じめじめとした日が増えてきて、いよいよ梅雨入り間近。今年も本格的な雨の季節がやってきます。家庭菜園を楽しんでいる方にとっては、梅雨は病害虫や根腐れなど、野菜のトラブルが起こりやすくなる要注意の時期です。 そこで今回は、これから迎える梅雨に備えて、家庭菜園を元気に乗り切るための対策をまとめました。湿気に強い野菜の紹介から、病気を防ぐ管理のポイント、さらにこの時期におすすめの堆肥の使い方まで、役立つ情報をたっぷりお届けします。 目次なぜ梅雨時期は要注意?家庭菜園におけるリスク湿気に強い!梅雨に育てやすいおすすめ野菜梅雨を乗り切る!家庭菜園の管理ポイント5選梅雨明けに差が出る!堆肥を使った土壌改良がカギまとめ   なぜ梅雨時期は要注意?家庭菜園におけるリスク 梅雨は日本の多くの地域で5月下旬〜7月中旬にかけて訪れます。雨が多く日照時間が減ることで、家庭菜園にはいくつかのリスクが伴います。 1. 過湿による根腐れ 雨が続くと土壌の中に水分が溜まり、酸素不足で根が窒息してしまいます。これにより、野菜がしおれて枯れてしまう「根腐れ」が起こりやすくなります。 2. 病害虫の発生 湿気が多くなると、カビ類の病気(うどんこ病、灰色かび病など)やナメクジなどの害虫が活発になります。これにより、野菜の生育が妨げられたり、収穫量が減ったりします。 3. 日照不足による徒長 日差しが不足すると、野菜の茎が細長く伸びてしまい(徒長)、ひ弱な株になってしまいます。   湿気に強い!梅雨に育てやすいおすすめ野菜 梅雨の時期でも育てやすい、比較的湿気に強い野菜をご紹介します。 ・空芯菜(クウシンサイ) 熱帯原産の葉物野菜で、湿気や高温に強く、ぐんぐん育ちます。炒め物などにも使える便利な野菜です。 ・つるむらさき 葉にぬめりがあり、夏の食卓にもぴったり。日陰でも育ち、湿度にも比較的強いのが特徴です。 ・オクラ 乾燥にも強いですが、過湿にも比較的耐性があります。実は花も大きくて可愛らしく、観賞用としても良いでしょう。 ・青しそ(大葉) 丈夫で育てやすく、多少の過湿にも耐えられます。薬味や料理のアクセントに活躍します。 梅雨を乗り切る!家庭菜園の管理ポイント5選 育てる野菜選びと同じくらい重要なのが、「日々の管理方法」です。梅雨時に欠かせない5つの基本対策を紹介します。 1. 水はけのよい土作りが第一...