旅行や出張で家を留守にする場合、家庭菜園の水やりはどうしていますか?
楽しい旅行から帰宅したとき、大切に育てていた野菜が枯れていたらショックですよね。
今回は、不在時でも水やりができるアイテムや対策方法をご紹介します!
低コストで対策できますので、旅行や出張で家を留守にすることが多い方はぜひ参考にしてくださいね。
水やりをするタイミング
そもそも、水やりはなぜ必要なのでしょうか?
植物は根から吸収する養分、水、日光をもとに成長します。どれか一つでも欠けてしまうと十分な成長が難しいでしょう。ですが、水を与えすぎても悪影響を及ぼすこともあるため、水やりをするタイミングが重要となります。
水やりの頻度は季節や野菜の種類、天候によって変わるので決まったルールはありません。
そのため、オススメの確認方法は土の色を見ることです。
土の表面が乾き、白っぽく変化していたら土が乾燥している証拠ですので、たっぷりと水やりをしましょう。
プランターの場合は鉢底から水が出てくるくらいが目安です。
地植えの場合は、長期間の雨不足など、特別な場合じゃなければ雨だけの水でも十分に育つことができますので、今回は水切れしやすいプランターの不在時の水やり方法をご紹介します。
不在時の水やり方法
■ペットボトル給水器
ホームセンターや100円均一に販売してある「給水キャップ」を利用すると簡単かつ低コストで給水器が作れます。
給水キャップをつけたペットボトルを土に挿しておくだけでOK!
給水キャップにある小さな穴から少しずつ、じわじわと水やりができる仕組みです。
キリなどでキャップに穴を空ければ給水キャップを使用せずに自分でペットボトル給水器を作ることもできますよ。
不在にする期間が長くなる場合は、使用するペットボトルを2Lのものにすると安心でしょう。
■綿や布の紐を活用した給水器
「毛細管現象(もうさいかんげんしょう)」という、液体が細い管や細かい穴から自動的に上昇しようとする不思議な現象を活用する給水方法があります。
用意するものは、
・綿糸や麻ひも
・バケツ
のみ。
プランターの隣にたっぷりと水を入れたバケツ器を置きます。プランターの土の中に紐の一端を差し込んで、もう一端を用意したバケツに浸すように配置します。
すると「毛細管現象(もうさいかんげんしょう)」で紐を通じて水分が土に供給される仕組みです。ゆっくりと時間をかけて水やりができるので、長期間不在にする場合にオススメです。
注意点としては、普段は使用しない給水方法のため、事前に給水できているかテストしてからお出かけしましょう。
■水受け皿に水を張っておく
通常の水やり方法としては適さないですが、応急処置として水受け皿に水を張っておく方法もあります。
長期間になると根腐れしてしまう可能性や、水が腐ってしまう恐れもあるため特別な事情場合のみ、と考えておきましょう。