鳥取といえば、梨をイメージされる方も多いのではないでしょうか?
今回は、鳥取県民が愛する梨を育てている梨農家「農楽猫農園(のらねこのうえん)」の飯塚様に、エコ・ファーム鳥取の堆肥の使用感についてお話を伺ってきました。
実は、梨農園だけでなくハウスや畑でも野菜を育てており、そのすべての土にエコ・ファーム鳥取の堆肥を活用していただいています。
飯塚様の農業や環境に対する思い、エコ・ファーム鳥取の堆肥を使用する理由などをご紹介いたします。
エコ・ファーム鳥取の堆肥を使いはじめたきっかけ
ーーまずはじめに、庭園での堆肥活用にエコ・ファーム鳥取の堆肥を使いはじめたきっかけを教えていただけますか?
きっかけは、エコ・ファーム鳥取の堆肥を使用している知人からの紹介で、刈草を時間をかけて発酵させているという製造過程を知り、使ってみたいと感じました。
梨農園の土は、配合成分をすごく重視していて、特に炭素の配合率を重要視しています。エコ・ファーム鳥取の堆肥の成分は炭素率が高く、その配合バランスがとても気に入りました。
というのも、量販店などで販売されているような堆肥は、過剰な肥料分が入っていて扱いにくくて…。
肥料は一度土に入るとなかなか抜けない。むしろ、抜けることなく蓄積してしまう成分もあるんです。
その点、エコ・ファーム鳥取の堆肥はシンプルな配合バランスなので扱いやすく、土壌環境を管理しやすいですね。
堆肥にこだわる理由
ーーなぜ堆肥にこだわるようになったのですか?
中国の言葉で「三里四方の食材を食べろ」という言葉があって「三里四方(自分のいる場所の近く)でとれた食材を食べていれば、健康で長生きができる」という意味の言葉なのですが、この考え方は全てに当てはまるんじゃないかと思うんです。
例えば、釣りをしているときでも、そこの海にいるエサを使用した場合が一番魚が釣れるんです。いつも食べているエサだから、魚からしても違和感なく自然なのかなと。
山の植物も、そこの土地の草や木、落ち葉が自然の中で長い年月をかけて発酵して土となり、そしてまたその土で植物が成長していく。そんな近くの山と同じような土壌環境で野菜や果樹も栽培ができると、自然で理想的だなと思うんです。
そう考えると、エコ・ファーム鳥取の堆肥は、住んでいる鳥取の刈草を使用して堆肥が作られているから、自分が理想とする土壌環境に近づけることができて、野菜や果樹にとってもいい環境だと感じています。
堆肥の活用方法
ーーエコ・ファーム鳥取の堆肥をどのように活用していますか?
梨農園では、梨を収穫した後にお礼肥えを行うのですが、その際にエコ・ファーム鳥取の堆肥を使用しています。
1年かけて果実をつけてくれた果樹に、感謝の気持ちを込めてエコ・ファーム鳥取の堆肥を上から撒いていきます。
このとき、混ぜ込んだりする必要はなく、雨が振ることで自然に堆肥と土が混ざり、また翌年以降の梨の収穫に向けていい働きをしてくれますよ。
梨農園だけでなく、ハウスや畑で野菜を育てているのでそこでもエコ・ファーム鳥取の堆肥を使用しています。
無農薬で育てていて、そこで収穫した野菜は自分たちでも食べますし、奥さんが飲食店を営んでいるので、そのお店でのお料理にも使用していますよ。
お店では野菜の販売もしているので、奥さんのお店を通じて無農薬の野菜をみなさんに食べていただけるのも嬉しいですね。
堆肥のオススメポイント
ーーエコ・ファーム鳥取の堆肥のおすすめポイントや、好きなところを聞かせていただけますか?
やっぱり、シンプルな成分と管理のしやすさですね。
量販店などで販売されている堆肥は、肥料分が豊富なので「あと、この成分だけを入れたい」と思ったとき、その成分だけを足すことはできないですし、反対に「この成分だけを入れたくない」という調整も難しい。
シンプルな配合バランスだからこそ、土壌環境を考えながら栽培する方にオススメできます。
まとめ
今回お話を聞かせていただいた飯塚様は兵庫県出身で、現在はご家族で鳥取県に暮らしています。
もともと、子育ては田舎でしたいという思いがあり、趣味であるサーフィンを通じて親しみのあった鳥取県を気に入ってご夫婦で移住を決められたとのこと。
近年の不安定な物流の中、いつも使用していた肥料が値上げをするなど、ある日突然物が手に入らなくなるという経験をされた飯塚さん。
「なるべく自分たちで全てを循環させる暮らしをしていきたい」と、今後は肥料作りも視野に入れているそうです。
堆肥のことだけでなく、環境や自然という、地球で生きていくうえでの大切なこともお話を伺いながら感じさせていただきました。
この度はお話をお聞かせくださり、誠にありがとうございました!