暑い夏が過ぎ、朝晩の風に秋の気配を感じる今日この頃。実はこの時期、家庭菜園も“リスタート”のベストタイミングなんです。
・作業しやすい涼しさ
・害虫が少なく初心者でも育てやすい
・秋冬野菜は甘みが増しておいしい
これだけ条件がそろえば、もう始めない理由はありません!今回は、9月に植えたいおすすめ野菜ベスト5をご紹介します。翌春まで楽しめる野菜もあるので、長く家庭菜園を満喫できますよ。
最後には、成功のカギとなる「土づくりのコツ」も解説しますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
1. ほうれん草
秋のほうれん草は、涼しい季節を好むため、葉がやわらかく甘みが増すのが特徴です。家庭菜園の定番野菜で、栄養価も高く、初心者でも育てやすいのが嬉しいポイント。
種まき後は順調に育つと、間引きの作業が楽しみになります。間引いた小さな葉も炒め物やスムージーに使え、無駄なく収穫を楽しめます。
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種まき:9月上旬〜10月中旬
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栽培期間:約40〜50日
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ポイント:間引きで株間を広く取り、葉を大きく育てる。日当たりのよい場所で育てると、さらに甘みが増します。
ほうれん草は、サラダやおひたし、スープなどに使える万能野菜。収穫のタイミングで味がぐっと変わるので、成長を観察しながら楽しむことができます。
2. にんにく
「家庭菜園でにんにくを育てる?」と思う方もいるかもしれませんが、実は秋植えが基本です。植え付けから翌年の初夏までじっくり育てる長期戦ですが、その分収穫の喜びは格別です。
自家製のにんにくは、スーパーで買うものよりも香りが強く、ペペロンチーノやガーリックオイルにすると絶品です。植え付け後は芽が伸びてくるのを観察する楽しみもあります。
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植え付け:9月下旬〜10月
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栽培期間:約8か月
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ポイント:日当たりと水はけの良い土を選ぶ。株間は広めにして風通しを確保。土の表面は軽く覆土する程度でOK。
植え付けた後は、冬の寒さに耐えながらゆっくり成長する姿を見守るのも家庭菜園の醍醐味です。
3. 大根
秋大根は、みずみずしく甘みが強いのが特徴で、抜く瞬間のワクワク感もたまりません。土づくりをきちんと行えば、初心者でも成功しやすい野菜です。
生育中は間引きや水やりのタイミングが重要で、根がしっかり育つと、煮物やおでんにするとその甘みが際立ちます。
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種まき:9月上旬〜中旬
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栽培期間:約60日
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ポイント:土を深く耕し、石や硬い土を取り除く。根がまっすぐ伸びるようにふかふかの土にする。間引きで株間を確保し、風通しも意識すると◎。
大根は葉も食べられるので、炒め物や味噌汁に使えば無駄なく楽しめます。
4. スナップエンドウ
スナップエンドウは、春に収穫できる甘くてシャキシャキの豆が魅力。秋に種をまいて冬を越すので、長く家庭菜園を楽しめます。つるが伸びるので支柱を立て、寒さ対策をすることが大切です。
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種まき:9月下旬〜10月
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栽培期間:約6〜7か月
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ポイント:支柱を立てること、寒さや霜から守るために不織布をかけると安心。
採れたてのスナップエンドウはサッと塩ゆでしてそのままかじるのがおすすめ。甘みと食感がしっかりしていて、子どもも大喜びです。
5. 春キャベツ
春キャベツは、秋に苗を植えるのが基本。冬の間じっくり育つことで、甘みが増し、柔らかい葉が楽しめます。家庭菜園の達成感を味わえる野菜の一つです。冬の寒さに耐えながら成長するため、株間や風通しに注意すると病気も防げます。
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植え付け:9月〜10月
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栽培期間:約3〜4か月
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ポイント:株間を広く取り、風通しを確保する。寒冷紗や不織布で霜よけすると安心。
収穫した春キャベツはサラダや炒め物、スープなど幅広く使え、家庭菜園の醍醐味を存分に楽しめます。
まとめ:秋の家庭菜園は「土づくり」からスタート!
9月は、ほうれん草・玉ねぎ・にんにく・大根・スナップエンドウといった野菜を植えるのに最適な時期。秋植え野菜は、春までの長い期間、成長の過程を楽しみながら育てられるのが魅力です。
そして、野菜の元気な成長は土がカギ。特に玉ねぎやにんにくのように長期間育てる野菜は、植え付け前の土づくりがとても重要です。
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使い方は簡単で、植え付けの2週間前に土に混ぜるだけ。ふかふかの土で根がしっかり伸び、栄養をしっかり吸収できるので、秋野菜の成長がぐっと安定します。
今年の秋は、この堆肥で土づくりから始めて、あなたの庭やベランダで“小さな収穫祭”を楽しんでみませんか?