だんだんと日差しも強くなり、野菜や草花がぐんぐん成長する季節がやってきました。5月は、畑しごとにとってとても大切な時期です。
とくに5月は、夏野菜の植え付けが本格化する“畑しごとの繁忙期”。同時に、植物が健康に育つために欠かせない「土づくり・土の管理」にも最適な時期です。
この記事では、5月の畑しごとカレンダーとともに、今やっておきたい土の手入れ、そして“収穫の差”を生む堆肥の上手な使い方についてご紹介します。
5月は“植え付けラッシュ”の月!
5月は、野菜づくりの“本番の幕開け”とも言える月。冬から春にかけて土づくりをしてきた方にとっては、いよいよその成果を形にする時期です。
この時期に植え付ける野菜の代表例には、
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トマト
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ナス
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ピーマン
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きゅうり
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とうもろこし
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ゴーヤ
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オクラ
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ズッキーニ
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スイカやメロン
など、夏の食卓を彩る人気の野菜たちが勢ぞろい。
夏野菜は成長が早く、条件が合えば1~2ヶ月後には収穫が始まります。しかも、何度も実をつけるものが多いため、育てる喜び・食べる楽しみ・収穫の達成感の“3つの嬉しさ”がギュッと詰まった時期。家庭菜園初心者の方にも自信を持っておすすめできる時期です。
それだけに、植え付け前後の「土の状態」はとても重要。せっかくの成長シーズンを逃さないよう、植え付けと並行して“土のケア”も忘れずに行いましょう。
5月の土の管理カレンダー
それでは、5月にやっておきたい「土の管理」を、カレンダー形式でご紹介します。
【上旬】土づくりの総仕上げ・堆肥投入
すでに元肥を入れた方も、このタイミングで「堆肥の追加投入」をしておくと、夏の生育がグンとよくなります。特に連作を避けたいトマトやナスは、良質な堆肥をすき込むことで、土壌バランスが整い、病害虫のリスクも軽減されます。
エコ・ファーム鳥取の堆肥は、天然素材100%、完熟発酵済み。においが少なく、ベランダ菜園でも扱いやすいと好評です。ふかふかの土をつくりたい方は、ぜひご活用ください。
また、草木灰や腐葉土などと一緒に混ぜることで、ミネラル分も補強できます。
【中旬】植え付けと根元のマルチング
植え付けがひと段落したら、土の乾燥を防ぐための「マルチング」をおすすめします。ワラ、ウッドチップ、乾燥草などで土を覆うことで、保湿・雑草対策・土壌温度の安定と、いいことずくめ。
さらに、堆肥をすき込んだ直後の土は微生物が活発な状態です。マルチで地表を守ることで、その働きがより安定し、植物の根が元気に育ちやすくなります。
【下旬】追肥と土の観察
5月下旬になると、植え付けから2~3週間経過する野菜も多く、追肥のタイミングに差し掛かります。株元に軽く堆肥を足して、軽く中耕(土の表面を浅く耕す)しておくと、根が空気を吸いやすくなり、肥料効果も持続します。
同時に、「水はけが悪くないか」「表面がかたくなっていないか」など、土の状態も観察しましょう。気温の上昇に伴い、地表が乾きやすくなるため、水やりのタイミングも含めて調整していきます。
「育ちがいい土」はどう作る?
「よい土って、どういう状態?」と疑問に思う方も多いかもしれません。“育ちのいい土”とは、以下のような特徴を備えています。
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ふかふかで柔らかい「団粒構造」
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適度な湿度を保ちつつ、水が溜まらない
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微生物が豊富で、栄養循環がスムーズ
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作物にとって適切なpH値(中性〜弱酸性)
こうした土は、一朝一夕ではできませんが、良質な堆肥を繰り返し加えていくことで、徐々に“育ちやすい土”へと変化していきます。
エコ・ファーム鳥取の堆肥は、刈草を原料にし、時間をかけてじっくり発酵・熟成させたもの。完熟しているため、未熟な堆肥でありがちなガス障害や虫の発生の心配も少なく、どなたでも安心して使えます。
プランターにも土壌にも使える汎用性の高さも特長です。毎年土づくりでお悩みの方、今年は一度、完熟堆肥のパワーを体感してみてはいかがでしょうか?
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まとめ
5月は、野菜づくりにとって重要な分かれ道。
植え付けのタイミングを逃さず、土の管理を丁寧にしておけば、その後の成長や収穫がぐっと楽になります。とくにこれからの暑さに備えて、「水持ち」「根張り」「通気性」を意識した土づくりをしておくことが、野菜たちにとって大きな支えとなるのです。
今年の夏は、健康でおいしい野菜をご自宅でたっぷり楽しんでみませんか?
そしてその第一歩は、“良い堆肥”から。
ぜひ、エコ・ファーム鳥取の堆肥で「土の力」を育ててみてくださいね。