「家庭菜園に興味はあるけれど、プランターや道具をそろえるのが大変そう」
「できればお金をかけず、環境にもやさしい形で野菜を育ててみたい」
そんな方にこそおすすめしたいのが、ペットボトル・紙パック・段ボールを使ったエコ野菜づくりです。実は、身近な廃材と良い土さえあれば、ベランダや小さな庭でも立派な野菜づくりが始められます。
今回は、初心者の方でもすぐに実践できるエコ野菜づくりのポイントをご紹介します。
エコ野菜づくりの魅力
エコ野菜づくりはとても身近で、気軽に始められる家庭菜園です。ペットボトルや紙パック、段ボールといった身近な素材を活用した野菜づくりの魅力や、無理なく続けられるポイントをご紹介します。
1.ゴミを減らせる(環境にやさしい)
毎日の生活で何気なく捨てているペットボトルや紙パック、段ボール。それらを野菜を育てる「器」として再利用することで、廃棄物を減らし、資源を大切に循環させることができます。特別なことをしなくても、暮らしの中で自然とエコな行動につながるのが魅力◎
2.初期費用がほとんどかからない
家庭菜園は道具代がかかるイメージがありますが、エコ野菜づくりなら家にあるものを活用できるため、出費を最小限に抑えられます。必要なのは、容器として使う廃材と、野菜が育つための土と堆肥だけ。「まずは試してみたい」という方でも、気軽に挑戦できます。
3.小スペースですぐ始められる
ベランダや玄関先、窓辺など、わずかなスペースがあれば十分。容器が軽いため移動もしやすく、日当たりに合わせた管理も簡単です。マンションやアパートでも、無理なく野菜づくりを楽しめます。
4.お子さんと一緒に楽しめる
ペットボトルや紙パックを加工する作業は、ちょっとした工作感覚。お子さんと一緒に取り組めば、育てる楽しさに加えて、リサイクルや食の大切さも学べます。さらに、容器にオリジナルのイラストを描いたり、シールやテープで飾りつけをしたりすれば、世界にひとつだけの「マイ菜園」に。
ペットボトルで育てる野菜づくり
ペットボトルは、エコ野菜づくりの中でも特に手軽で、初心者におすすめの素材です。
【おすすめ野菜】
・リーフレタス
・小松菜
・バジル、シソなどのハーブ類
生育が早く、根が深く伸びすぎない野菜が向いています。
【作り方のポイント】
-
2Lペットボトルを横または縦にカット
育てたい野菜に合わせて形を選びます。 -
底に水抜き用の穴を数か所あける
水はけは野菜づくりの基本です。 -
土と堆肥を入れて種まき、または苗を植える
最初の土づくりが、その後の成長を大きく左右します。
ペットボトル栽培の最大のメリットは、中の様子が見えること。水分量や根の張り具合が一目で分かるため、水のあげすぎ・不足にも気づきやすく、失敗しにくいのが特徴です。
紙パックで育てる野菜づくり
牛乳やジュースの紙パックは、内側がコーティングされているため、短期間の栽培にとても向いています。
【おすすめ野菜】
・ベビーリーフ
・ラディッシュ
・葉ねぎ
収穫までが早く、育てる楽しさをすぐに実感できます。
【ポイント】
・底にしっかり排水穴をあける
・収穫までが早い野菜を選ぶ
紙パックはサイズも扱いやすく、並べて置いても場所を取りません。特に、子どもと一緒に育てる野菜づくりにぴったりで、毎日の成長観察が学びにつながります。
段ボールで育てる「段ボール菜園」
近年注目されているのが、段ボールを使った家庭菜園です。身近にある段ボールを再利用でき、土をたっぷり入れられることから、少し大きめの野菜にも挑戦しやすいのが特徴です。
【おすすめ野菜】
・ミニトマト
・ナス
・ピーマン
・きゅうり(小型品種)
根をしっかり張る野菜や、ある程度の土量を必要とする野菜が向いています。
【作り方のポイント】
・内側にビニールや防水シートを敷く
・底に水抜き用の穴を数か所あける
・土と堆肥をたっぷり入れる
段ボールは通気性が良く、適度に湿度を保ちやすいため、野菜が育ちやすい環境を作れます。また軽量なので、日当たりに合わせて移動しやすく、ベランダでも扱いやすいのが魅力です。
ペットボトルや紙パックよりも容量に余裕があるため、「もう少し本格的に育ててみたい」という方にもおすすめのエコ野菜づくりです。
まとめ
ペットボトルや紙パック、段ボールを使ったエコ野菜づくりは、
・ゴミを減らせる
・初期費用を抑えられる
・小スペースで始められる
といったメリットがあり、家庭菜園初心者の方にもぴったりの方法です。
一方で、容器がどんなに工夫されていても、野菜の育ちを大きく左右するのは「土の質」。限られた土の量だからこそ、最初に使う土や堆肥選びがとても重要になります。
エコ・ファーム鳥取の堆肥は、野菜が育ちやすい環境を整えるために、じっくりと熟成させた完熟堆肥。ふんわりとした土づくりをサポートし、ペットボトルや段ボールなどのエコ容器でも、野菜本来の力をしっかり引き出します。
また、エコ野菜づくりは、プランターが増えすぎないという点でも、暮らしにやさしい家庭菜園。「気づいたら鉢やプランターが増えて置き場に困っている…」そんなお悩みについては、以前の記事でも詳しくご紹介しています。
▶︎つい増えがちなプランターをすっきり管理!長く使うための保管術
まずは、身近な容器と良い土から、小さな一鉢を。捨てる前に「育てる」という選択が、野菜づくりの楽しさと、環境にやさしい暮らしの第一歩になります。