秋の収穫祭気分♪自宅で楽しむ収穫ごはん

秋の収穫祭気分♪自宅で楽しむ収穫ごはん

朝夕の空気がひんやりとし始めると、いよいよ“実りの秋”が到来します。

畑や家庭菜園でも、ずっと育ててきた野菜が一気に収穫の季節を迎えて、ワクワクが止まらない時期です。まさに、自宅で楽しむ小さな“収穫祭”の始まり。

遠くのイベントに出かけなくても、旬の野菜さえあれば、キッチンで手軽に「収穫祭気分」を味わえるのが秋の魅力。調理するひとときさえ、季節の恵みをしっかり感じられます。

今回は、家庭菜園で育てた野菜をもっとおいしく楽しむ“収穫ごはん”のアイデアと、野菜本来の味わいを引き出す堆肥の上手な活用法をご紹介します。

目次
秋は家庭菜園がいちばん楽しい季節
自宅で楽しむ「収穫ごはん」3選
来年の収穫をもっと楽しむために
まとめ

 

秋は家庭菜園がいちばん楽しい季節

夏野菜の片付けが終わり、秋冬野菜の苗がすくすくと成長する時期。特に秋は、

  • さつまいも

  • 里芋

  • 小松菜

  • ほうれん草

  • 春菊

  • キャベツ

  • 大根

など、「甘み」「旨み」をしっかり感じられる野菜が多く、料理の幅も広がります。さらに、秋野菜は気温が下がることでゆっくり甘さを蓄えるため、“家庭菜園の野菜のほうが断然おいしい”と実感しやすい季節です。

この“おいしい違い”を作っているのが 土づくり。健康な土で育った野菜は、香り・甘み・食感が驚くほど変わります。

 

自宅で楽しむ「収穫ごはん」3選

採れたての野菜はそのままでも十分おいしいですが、秋らしいアレンジを加えると収穫祭のごちそうに変わります。

① ほっこり甘い「さつまいもごはん」

秋の定番・さつまいもは、収穫の喜びを感じられる一品。角切りにしてごはんと一緒に炊くだけで、自然な甘みが口いっぱいに広がります。バターを少し落とすと、風味がさらにアップ。

【美味しくするポイント】
・さつまいもは水に軽くさらして、余分なでんぷんを流すとホクホク感がUP
・炊飯時に少しだけ酒を加えると、香りがふんわり立って風味が良くなる
・仕上げに黒ごまをふると、ぐっと秋らしい見た目に

 

② 採れたて野菜の「ごろごろ秋ポトフ」

大根・にんじん・キャベツなど、秋の根菜を丸ごと楽しむシンプルポトフ。野菜そのものの旨みがしっかり出るので、調味料は最小限でOK。収穫した野菜を大きめに切ることで満足感がアップします。

【美味しくするポイント】
・野菜を大きめに切ることで、煮くずれせず食感が楽しめる
・最初に野菜を軽く炒めてから煮込むと、甘みと旨みがぐんと引き出される
・塩は一度に入れず、味見しながら“少しずつ”がコツ
・ハーブ(ローリエなど)を1枚入れると、香りが本格的に

 

③ 秋野菜たっぷり「ごろごろ豚汁」

収穫した秋野菜を思いきり味わうなら、やっぱり豚汁。大根・にんじん・里芋・ごぼうなど、家庭菜園で採れた野菜をどんどん入れるだけで、まさに“秋の恵みを丸ごと楽しむ一杯”になります。ごろっと大きめに切った野菜は食べごたえもあり、家族みんなが喜ぶ秋の定番メニューです。

【美味しくするポイント】
・ごぼうやにんじんは、最初にしっかり炒めると香りが引き立つ
・味噌は沸騰させず、火を止める直前に溶き入れると風味が損なわれない
・里芋は下ゆでしてぬめりを軽く取ると、汁にとろみが出て美味
・最後にねぎを加えると、香りがふわっと華やかに

 

来年の収穫をもっと楽しむために

秋の収穫を楽しんだら、次のシーズンに向けた準備も少しずつ始めたいところです。土を休ませ、栄養を補うことで、春の野菜はぐんと元気に育ちます。

そこでおすすめなのが 堆肥を使った土づくり。堆肥を混ぜ込むことで、土がふかふかになり、水はけと保水のバランスも整いやすくなります。野菜の根がしっかり張るので、来年の収穫も安心です。

エコ・ファーム鳥取の堆肥は、鳥取県の河川敷で刈り取った草を主原料に作った、完全発酵の天然堆肥。

  • 臭いが少なく、家庭菜園やプランターでも使いやすい

  • ふわっと軽い質感で混ぜやすい

  • 有機JAS認証取得で安心

秋に少し準備しておくだけで、春に育てる野菜の味や実りがぐっと良くなります。来年の収穫をもっと楽しむために、ぜひこの時期から土づくりを始めてみてくださいね。

 

まとめ

秋は、家庭菜園の野菜が一番おいしくなる季節。収穫したての野菜を使ったごはんは、どれもシンプルなのに格別の味わいです。さつまいもごはんや秋ポトフ、ごろごろ豚汁など、家族で囲めば、小さな“収穫祭”気分を満喫できます。

そして、来年の収穫をもっと楽しむためには、今のうちに土づくりも意識してみましょう。堆肥を少し加えて土をふかふかにしておけば、根が元気に育ち、春の野菜も甘みや食感がぐっとアップ。

秋の収穫を味わいながら、次のシーズンへの準備も一緒に楽しむ。そんな小さな工夫で、家庭菜園の時間がもっとワクワクするものになります。ぜひ、今年の収穫ごはんを楽しんでみてくださいね。

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