いよいよ夏休みがスタートしましたね。子どもたちにとっては、毎日がワクワクの連続。でも、保護者のみなさんにとっては「今年の自由研究、何にしよう…」と頭を悩ませる季節でもあります。
そんなご家庭にぜひおすすめしたいのが、親子で楽しく学べて、環境にもやさしい「堆肥づくり体験」です。身近な材料で始められるうえに、自然のしくみや命の循環について学ぶことができる、自由研究にぴったりのテーマです。
この記事では、堆肥づくりの進め方や、観察中に見られる変化、そして研究としてのまとめ方のポイントまで、わかりやすくご紹介します。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
堆肥づくりが自由研究におすすめな理由
夏の自由研究のテーマに「堆肥づくり」を選ぶのは、実は今の時代にとてもぴったりな学びが詰まっているんです。
たとえば、枯れ草や野菜くずといった身近なものが、微生物の働きによって少しずつ分解され、やがて“土”へと還っていく――そんな自然のしくみを、実際に目で見て体験することができます。教科書ではなかなか実感しにくい“いのちの循環を、自分の手で確かめられるのは貴重な経験です。
また、堆肥づくりは毎日観察できることも魅力のひとつ。匂いや温度、色の変化や質感など、日ごとのちょっとした変化に気づくだけでも、立派な研究になります。
さらに、家庭から出る食べ残しや生ごみを減らすことにもつながるので、環境への意識やSDGsといったテーマとも自然に結びつきます。持続可能な社会への一歩として、今の子どもたちにこそ体験してほしいテーマのひとつです。先生からの評価も期待できそうですね。
堆肥づくりの流れをご紹介!
① 材料をそろえよう!
【用意するもの】
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生ゴミ(野菜くず、茶がら、果物の皮など)
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落ち葉や枯れ草
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土(できれば菌のいる自然の土)
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スコップ・軍手
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プランター or コンポスト容器
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温度計(任意)
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自由研究ノート(観察記録用)
自宅のベランダや庭の一角でOK!100円ショップでそろう道具も多く、低予算でスタートできます。
② 材料を混ぜて、発酵スタート!
容器に土を敷き、その上に野菜くずや落ち葉を重ねます。空気が入るよう軽く混ぜながら、1日1回かき混ぜましょう。
夏は気温が高く、発酵が進みやすい時期!数日後には、温度が上がったり、ほんのり発酵の匂いがしてくるかもしれません。
③ 観察を続けよう!
毎日ノートに変化を記録します。たとえば…
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温度が上がってきた
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生ゴミの形が崩れてきた
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匂いがきつい日とそうでない日がある
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小さな虫が来ることも…
観察のコツは「五感で感じる」こと。目、鼻、手ざわり、音…どれも立派な観察です!
④ 約2週間後:堆肥らしくなってきた!
2〜3週間ほど経つと、野菜くずや葉っぱの原型がほとんど崩れ、茶色くしっとりとした土のような状態に近づいてきます。見た目も感触も、最初とはまったく違う変化に、きっと驚くはずです。
ここで研究を終わらせても、観察記録と考察がしっかりあれば立派な自由研究になりますが、もし余力があれば、もう一歩踏み込んでみるのもおすすめです。
たとえば、「自分で作った堆肥」と「熟成された堆肥」を比較するという視点を加えることで、研究内容に深みが出て、より説得力のある発表につながります。
自由研究にまとめるポイント
やって終わりではもったいない!自由研究として提出するには、以下のようにまとめると良いですよ。
● 研究の目的
「食べ物のゴミを再利用して、土を作ることに挑戦」
● やり方の説明
写真付きで工程を紹介。材料や工夫した点を書くと分かりやすい
● 観察の記録
グラフや表にして「温度の変化」「匂いの変化」なども記録
● 比較・考察
自作堆肥と市販堆肥の違いを比べることで、より深い学びに
● 自分の感想
「ゴミだと思っていたものが土になって驚いた」「自然の力ってすごい」など、本人の言葉でまとめよう
家庭で堆肥づくりが難しい方へ
「やってみたいけど虫やにおいが心配…」「マンションだから発酵スペースがとれない…」そんな方には、エコ・ファーム鳥取が販売している堆肥をおすすめします。
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刈草を主体にした自然素材100%
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完全発酵・熟成済みだからすぐに使える
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有機JAS適合で、家庭菜園にも安心
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においが少なく、室内保管もOK!
自由研究だけでなく、野菜づくり・ガーデニングのステップアップにもおすすめですよ。
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まとめ
堆肥づくりは、「土に還る」という自然の仕組みを体験できる、最高の自由研究テーマです。「ゴミ」だったはずのものが命を育てる“土”になる。そんな驚きと発見を、ぜひお子さんと一緒に味わってみてください。
そして、「もっと本格的な堆肥を使ってみたい!」という方は、ぜひエコ・ファーム鳥取の堆肥をご検討くださいね。夏の自由研究が、環境と未来への一歩になりますように。