春が近づき、寒さがやわらいできたこの季節。冬の間に甘みを増した大根は、漬物にするのに最適な食材です。家庭で手作りすることで、添加物のない安心安全な保存食を作ることができますよ。
今回は、伝統的な「たくあん」と、栄養たっぷりの「切り干し大根」の作り方をご紹介します。
大根を干すメリット
大根を干すことで得られるメリットは多く、今回ご紹介するレシピも、大根を干す過程があることでより美味しく仕上がります。
まず、大根を干すことで水分が抜け、糖度が凝縮されて甘みが増します。特に冬の大根はもともと甘みが強いですが、干すことでさらに旨味が引き出され、漬物にしたときに深い味わいが生まれます。
また、保存性が高まることも重要なメリットです。大根は水分が多いため、そのままでは日持ちがしにくいですが、干すことで腐りにくくなり、長期保存が可能になります。特にたくあんや切り干し大根のように、干した後に加工することで、より長く楽しむことができます。
加えて、干すことによってカルシウムや鉄分などの栄養素が凝縮され、健康にも良い食材へと変化します。特に切り干し大根は、食物繊維が豊富で腸内環境を整える働きも期待できます。
このように、大根を干すことにはさまざまなメリットがあります。たくあんや切り干し大根を作る際には、ぜひこの工程を楽しみながら、美味しく仕上げてください。
たくあんの作り方
たくあんは、日本の伝統的な漬物のひとつで、大根を天日干しし、ぬかと一緒に漬け込んで発酵させることで独特の風味が生まれます。
【材料】
- 冬大根:3本
- ぬか:500g
- 塩:100g
- 砂糖:50g
- 昆布:10cm
- とうがらし:2本
- ゆずの皮(お好みで):適量
【作り方】
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大根を干す
大根をよく洗い、葉を切り落とします。風通しの良い場所で3日〜1週間ほど天日干しし、しんなりさせます。
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漬け床を作る
容器にぬか、塩、砂糖、昆布、とうがらし、ゆずの皮を入れてよく混ぜます。
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漬け込む
干した大根を容器に入れ、漬け床をまぶしながら層を作るように詰めていきます。
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重石をのせる
大根がしっかり漬かるように重石をのせ、冷暗所で2〜3週間漬けます。
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完成
食べ頃になったら取り出し、好みの厚さに切っていただきましょう。
切り干し大根の作り方
切り干し大根は、大根を細切りにして天日干しすることで長期保存が可能になり、栄養価もぐっと高まる保存食です。
【材料】
冬大根:2本
【作り方】
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大根を切る
大根をよく洗い、皮をむかずに細切りにします。太めの千切りにすると食感が良くなります。
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干す
風通しの良い場所にザルや干し網を用意し、重ならないように広げます。
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天日干し
晴れた日に3〜5日ほど干し、全体がカラカラになるまで乾燥させます。
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保存
しっかり乾燥したら密閉容器に入れて保存し、味噌汁や煮物などに活用しましょう。
切り干し大根の煮物はだしを吸って味がしみ込みやすく、和食の一品として重宝します。また、水で戻してごま油や酢と和えれば、シャキシャキとした食感を楽しめるサラダとしても美味しくいただけるので、献立にあと一品増やしたいときに大活躍しますよ。
まとめ
美味しいたくあんや切り干し大根を作るためには、まずは良質な大根作りが欠かせません。そのためには、健康な土づくりがとても重要です。
エコ・ファーム鳥取の天然堆肥は、川の刈草を活用して作られた有機JAS認証の堆肥です。ふかふかの土を作り、栄養たっぷりの冬大根の栽培に最適です。家庭菜園やベランダ菜園でも扱いやすく、初心者の方にもおすすめです。
自分で育てた大根を使って、安心・安全なたくあんと切り干し大根を作ってみませんか?野菜栽培に欠かせない堆肥は、オンラインショップで販売しているのでぜひチェックしてみてくださいね。