7月に入り、太陽の光を浴びながら野菜の成長を見守る季節になりましたね。
しかし、地球温暖化や気候変動で平均気温が上昇し、蚊の活動期間が延びている現在、畑仕事を行うと蚊に刺されてしまい、かゆみに悩まされることはありませんか?
夏の畑仕事と蚊は、切っても切り離せない関係です。
本記事では具体的な蚊よけ対策を紹介します。参考にして快適に夏の畑仕事を楽しみましょう。
1.服装で防ぐ
蚊に刺されることを防ぐために、まずは服装に気を付けましょう。
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長袖・長ズボンの着用
蚊に刺されにくい服装として、長袖シャツや長ズボンを着用することが基本です。薄手の素材であっても、肌を露出しないことで刺されにくくなります。
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明るい色の服
蚊は暗い色に引き寄せられます。蚊の色覚は白黒といわれていて、特に黒色に蚊は引き寄せられる傾向があります。色付きの服を着用する場合でも、濃い色でなく薄い色を着用し、蚊の接近を防ぎましょう。
2.虫よけスプレーの使用
市販の虫よけスプレーを使うことも効果的です。以下のポイントを押さえて使用しましょう。
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DEET成分のスプレー
DEET(ディート)成分を含む虫よけスプレーは、効果が高いとされています。適量を肌に塗布し、畑仕事の間も持続的に蚊を防ぐことができます。 ただし、敏感肌の方やお子さんは、DEETフリーの虫よけスプレーをおすすめします。
DEET成分により必ずしも副作用が起きるとは限りませんが、メリットデメリットを理解したうえで使用しましょう。
3. 天然蚊よけスプレーの作り方
化学物質を避けたい方には、精油を使用した天然の蚊よけスプレーを作り、自然の蚊よけ対策をすることもおすすめです。
【材料】
【手順】
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使用する精油は「ペパーミント」「レモングラス」「ハッカ油」が一般的であり、おすすめです。
市販の虫よけスプレーに比べると効果は弱いですが、肌に優しく、すっきりとした香りで癒し効果もありますので、ぜひ手作りしてみてくださいね。
4. 畑の環境整備
蚊の発生を防ぐためには、畑の環境整備も重要です。
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水たまりを作らない
蚊は水たまりに卵を産みます。畑仕事の後に道具や容器に水が溜まらないようにし、必要ない水たまりは早めに処理しましょう。
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草むしりの徹底
草むらは蚊の隠れ場所となります。定期的に草むしりを行い、畑の周囲を清潔に保つことが重要です。
まとめ
夏の畑仕事を快適に続けるためには、蚊よけ対策が欠かせません。
これから暑い日々が続きますが、今回ご紹介した適切な服装や虫よけスプレーの使用、環境整備などを組み合わせて実践し、快適な夏の畑仕事を楽しみましょう。