【夏野菜の苗選び】良い苗の見分け方を紹介!

【夏野菜の苗選び】良い苗の見分け方を紹介!

夏が近付くにつれて、庭やベランダで夏野菜を育てる計画を立てている方も多いですよね。 ホームセンターでたくさん並んでいる苗。どの苗を購入するべきか、悩んだことはありませんか?

良い苗を選ぶことは、豊かな収穫を得るためにとても重要です。 この記事では、夏野菜の苗選びについての重要なポイントを紹介します。

目次
販売場所にこだわる
苗選びのポイント
品種の選択
まとめ

  

販売場所にこだわる

では、さっそく苗選び!…の前に、販売場所も意識して選ぶ必要があります。

大型のホームセンターで苗を購入することも可能ですが、信頼できる種苗店や農家さんからの購入がおすすめ。その際に確認するべきポイントをお紹介します。

 

1.信頼性の確認

品質管理が行き届いている販売場所を選びます。

実際に野菜栽培をしている方のおすすめの販売店を聞くなど、口コミを確認すると生の声を聞くことができるのでとても参考になりますよ。

信頼と実績のある販売店だとより安心して苗を選ぶことができます。

 

2.植物の扱い方

苗を販売する店舗や農家さんが、苗の取り扱いについて適切な方法を行っているかを確認しましょう。 苗が適切な水や日光を受け取っているか、植物が健康であるかを注意して確認します。

 

3.品質管理

販売場所が品質管理に力を入れているかを確認します。

例えば、病気や害虫の予防対策、自社での生産方法や品質管理体制まで確認できるとより安心です。

 

4.専門知識の提供

苗を販売するスタッフが専門知識を持っているかどうかも重要です。特に初心者の方は、野菜栽培について質問したいことが多いですよね。質問に対して的確なアドバイスをしてもらえるのか確認しましょう。

 

これらのポイントを考慮して、信頼できる販売場所を選ぶことが、健康で元気な夏野菜の苗を手に入れるための第一歩となるでしょう。

 

苗選びのポイント

みなさんは苗を購入するとき、どのように決めていますか?なんとなく、大きく育った苗を購入しませんか?

残念ながら、大きければ丈夫な苗!とは言い切れません。

丈夫な苗を見分ける際には下記のポイントを参考にしてみてください。

 

1.見た目の判断基準

・茎が太い

・下葉が枯れていない

・双葉がついている

・株元がしっかりしていて、ぐらぐらしていない

・根がよく張っている

・葉の色が薄くないか

・傷の有無

上記のポイントに注意して選んでいただければ、苗選びの成功率はぐんと上がるでしょう。

 

2.実生苗か接ぎ木苗か

販売店に行くと、苗には「実生苗」「接ぎ木苗」の2種類あることに気が付くかと思います。それぞれにメリット・デメリットがありますので、自身の栽培環境に合わせて選びましょう。

 

【実生苗】

実生苗は、種子を植えて発芽させた直後の苗のことです。つまり、種から生えたばかりの苗を指します。

メリット:安価な苗が多く、栽培に挑戦しやすい。

デメリット:環境の変化に敏感なため、水やりや肥料のバランスに気を付けないと枯れてしまう可能性がある。

 

 【接ぎ木苗】

接ぎ木苗は、植物の成長点や茎などの部分を、別の植物の根や茎に接触させて結合させた苗のことです。

具体的には、接ぎ木苗を作るために、根が発達した株(台木)と、望ましい特性を持つ植物の一部(接ぎ木穂木)を用意します。次に、接ぎ木穂木の一端を台木の茎や根に切り込みを入れ、それを台木に合わせて固定します。この接合部が結合し、新しい植物が成長します。

メリット:連作障害、病害、ストレスに強く、収穫期間が長いため収量が多くなる。

デメリット:専門的な技術と時間を要する作業のため、適切な手法と知識が必要であり、初心者にとっては難しい。苗を購入する場合、価格が高い。

  

品種の選択

地域の気候や日照条件に合った品種を選ぶことは、夏野菜の栽培成功において重要な要素です。

お店で苗を購入する場合は、基本的にはシーズンに合わせた苗が販売してありますが、野菜を栽培する場所の環境は人それぞれですよね。

日照時間や日当たり、土の性質をよく確認のうえ、栽培環境に適した野菜を苗を購入しましょう。

最近では生産者さんからの要望もあり、病害虫に強い品種が作られて販売しています。

メジャーな野菜であれば病害虫に強い品種が販売されている可能性が高いため「なるべく失敗したくない」という方は、品種選びにもこだわってみましょう。

  

まとめ

いかがだったでしょうか? 今回は野菜の苗選びについてご紹介しました。

初心者の方であれば、苗の選び方は非常に難しいと思います。

今回の記事が、良い苗選び、そしてよりたくさんの野菜収穫のお手伝いになりましたら幸いです。

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