【冬野菜の長期保存術】美味しさを冬越ししよう!

【冬野菜の長期保存術】美味しさを冬越ししよう!

大根・白菜・大根・カブ、冬野菜の代表ともいえる野菜たち。

「ご近所さんからたくさん頂いた」「実家から届いた」「購入したけど、帰省と重なって使い切れない」など、消費するペースが追い付かないことも多々あるかと思います。

最後まで美味しく食べるためにも、大量消費できない場合は正しい保存方法で保管することが重要です。

今回は冬野菜を上手に保存して、美味しさを一年中存続させるテクニックをご紹介します! 

目次
根菜の保存方法
葉物野菜の保存方法
花蕾の保存方法
まとめ

  

根菜の保存方法

根菜の保存方法をご紹介します。根菜とは「大根」「カブ」「にんじん」「里芋」などが該当します。

まずはじめに、全ての根菜にやっていただきたいのが葉の部分のカットです。 

理由は、

①葉や茎の部分から水分が抜けてしまい、味が落ちるため

②栄養が葉や茎にいってしまうため

の2つが挙げられます。手元に根菜がきたら早いうちに葉の部分はカットしましょう。

 

冷蔵保存する場合は、そのままラップ・新聞紙・キッチンペーパーで包んで、立てて保存します。

根菜の冷凍保存は水分が膨張して繊維を壊し、食感が変わってしまうためおすすめしません。しかし、煮物に使用する場合の大根は、壊された繊維に味が良く染み込むため冷凍保存もおすすめですよ。

おでんやぶり大根にする予定の大根は、カットして冷凍しておくと便利です。切れ目を入れておくと、さらに味が染み込んで美味しくなるでしょう。

  

葉物野菜の保存方法

続いて、葉物野菜の保存方法をご紹介します。冬の葉物野菜は「ネギ」「水菜」「春菊」「キャベツ」「白菜」ですね。

 

【ネギ】

冷蔵する場合は、新聞紙にくるんで冷蔵庫に保管しましょう。白い部分と緑の部分をあらかじめ分けておくと用途によって使い分けできるのでオススメです。

ネギは冷凍しても触感が変わらないため、刻んで冷凍しておくと少量ずつ使用できて便利ですよ。

【水菜、春菊】

すぐにしなっとしてしまうため、切り口から水を補給してから保存します。水にしばらく浸けておき、切り口の部分にキッチンペーパーを巻いてポリ袋に入れて保存しましょう。

水菜は食べやすい長さにカットして冷凍するのもオススメですよ。炒め物など加熱料理ささっと入れられるのでとても重宝します。

【白菜・キャベツ】

まるごと新聞紙に包んで、涼しい場所に置いておくだけで常温で長く保存できます。

芯の部分に成長点があるため、芯に切り込みを入れておくと成長が止まります。芯の部分をカットして、濡らしたキッチンペーパーを詰めておくのもオススメです。

裏技としてご紹介したいのが、冷凍保存です。

使いやすい大きさにカットして冷凍したあと、使用するときに電子レンジの解凍モードで解凍すると、ちょうど良く水分が抜けるため、ギョーザやコールスローなどのレシピにある塩をふって水分を出す工程を省くことができます。

お料理の種類によって、保存方法も使い分けてみてくださいね。

 

花蕾の保存方法

 

最後は花蕾の保存方法をご紹介します。花蕾とは、蕾 (つぼみ) を食用とする野菜を指し、冬野菜では「ブロッコリー」が該当します。

蕾の状態なので、ほっておくと花が咲いてしまうのですが、もちろん蕾の状態の方が美味しく食べられます。なので、手元にきたらすぐに子房に切り分けましょう。

冷蔵、冷凍共に、硬めに茹でるか電子レンジで加熱して保存がおすすめです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか? 今回は、種類別に分けて常温、冷蔵、冷凍のぞれぞれの保存方法をご紹介しました。冬野菜の長期保存には、今回紹介した方法以外にも、缶詰やピクルスなど多くの方法があります。

それぞれの方法にはメリットとデメリットがありますが、適切な管理と工夫により、その野菜の風味と栄養価を長く維持できます。

自然の恵みを大切にし、適切な保存方法を選択して、冬野菜の美味しさを一年中味わいましょう。

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