涼しい日が多くなり、外で過ごすことが気持ちの良い10月。
気温も湿度も安定し害虫被害が少ない10月は、家庭菜園を始めるにもぴったりの季節です。
今回ご紹介する10月植え付け野菜は、手がかからないけれども収穫量は安定している野菜を選びました!
「家庭菜園には興味があるけどこまめにお世話はできない…」
「ベランダで簡単に育てたい!」
という方は、ぜひ参考にしてくださいね!
家庭菜園の10月とは
家庭菜園デビューといえば春のイメージが強いですが、実は秋もオススメの季節です。
気持ちの良い気候は土いじりが楽しく、また害虫被害も少ないため初心者の方も安心して野菜栽培を楽しめますよ。
しかし、10月に植え付けする野菜の収穫時期は真冬にあたるため、寒さに強い品種を選ぶようにしましょう。気温が下がると発芽しない場合もあるので、種まきはタイミングを逃さないことが大切です。
9月に植える野菜5選
1.春菊
春菊といえばお鍋の具材としても大活躍しますよね。冬のお鍋料理に自家製春菊を使用するのも良いでしょう。
外葉をカットして収穫することでわき芽が増えて9月から12月まで、長期間収穫することができます。
冬になり、少しずつ収穫量が落ちてきたらビニールトンネルで保温するとさらに長く収穫を楽しめます。
畑はもちろん、プランターでも簡単に栽培することが可能です。
収穫時期を逃してしまっても美味しく食べることができるので、忙しい主婦の方におすすめですよ。
2.ベビーリーフ
収穫までの期間がとても短いベビーリーフ。
市販されているベビーリーフの種は特定の野菜を指しているのではなく、1袋のなかに3~5種類程度の種が混ざっています。
キャベツやほうれん草、水菜やルッコラなど、さまざまな野菜の「赤ちゃんの葉」が収穫できるのが「ベビーリーフ」です。
支柱や追肥は不要で、収穫してさっとサラダにすることもでき、食卓の彩りとしても重宝する野菜です。
一度目の種まきから1~2週間後に別の場所やプランターに種まきをすると、長期間収穫することができるのでおすすめですよ。
3.水菜
春菊同様、水菜も鍋に大活躍の野菜ですね。生のままでも食べられるので、サラダとしても活用できます。
水菜は外葉を収穫していくことでわき芽が広がり収穫量が増えます。一株でも大きくボリュームがあるので、収穫するのが楽しい野菜ですよ。
水菜は日光を好むので、日当たりが良く風通しの良い場所で育てましょう。耐寒性に優れているので、気温が低い真冬の間も生育可能です。マイナス5度まで耐えることができますよ。
4.サンチュ
焼肉や韓国料理のイメージの強いサンチュ。サラダやお肉を巻いて食べるととても美味しいですよね。
そんなサンチュも繰り返し収穫のできる野菜のひとつです。
秋冬野菜はアブラナ科が多く害虫被害も多いのですが、レタスの仲間のサンチュはキク科で虫を忌避する効果があるので、虫が苦手という方も育てやすいでしょう。
冬は防寒対策をすることで長く栽培することが可能です。
5.ラディッシュ
別名「二十日大根」とも呼ばれているラディッシュは、その名の通り20日ほどで収穫可能の野菜です。冬の場合は20日での収穫は難しいですが、2カ月ほどで収穫できますよ。
冬の栽培は害虫被害も少なくプランターならより綺麗に栽培できるでしょう。
見た目も色鮮やかで食卓を彩ってくれますよ。
何を植えるが迷ったら、まずはラディッシュを植えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は秋冬でも収穫量が多い野菜を中心にご紹介しました。
プランターでも育てることができるので、ベランダや玄関先などで手軽に育てることができますよ。
料理をしていて「あと1品欲しい」「彩りを足したい」というときにささっと収穫できると嬉しいですよね。
気温が下がってきましたが、まだまだ野菜作りは楽しめますよ!